ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ (DRV-100T)」を横浜市に納入 小学校や大学、商店街、駅など、横浜市内5か所に設置
当社は、横浜市が実施する地域コミュニティ型「ボトルtoボトル」水平リサイクルの実証実験に際し、ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ(DRV-100T)」を5台納入いたしました。
今回、横浜市による地域コミュニティ型「ボトルtoボトル」水平リサイクルの実証実験が8月1日より開始され、市内5か所へ「ボトルスカッシュ」が設置されました。本実証実験では、商店街や学校など、様々な特性を持つ5つの地域コミュニティに設置し、地域住民がペットボトル回収に参加することで、資源循環と地域コミュニティの活性化を目指しています。
また、今回の設置先には小学校や大学といった教育機関も含まれ、教育機関への常時設置※は当社として初事例となります。その他に、商店街や駅といった多くの人が行き交う場所にも設置され、子どもや学生をはじめとする幅広い世代が日常的にリサイクルに触れる環境をつくることで、リサイクル意識の向上と行動変容の促進を目指します。
※実証実験の実施期間中(令和7年8月1日~令和8年3月31日)
ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」は、ペットボトルの分別回収を消費者の日常に取り入れると共に、より高い資源価値をもつリサイクル素材の社会循環に貢献します。ペットボトル以外の缶や瓶、そして内容物が残っているボトルを自動検知し、回収を受けつけません。水平リサイクルに必要な資源として、ペットボトルのみを確実に回収します。また、投入された飲料用ペットボトルは、当社独自の「プレ裁断圧縮方式」で約1/3に減容し、リサイクル過程での輸送にかかるCO₂を約67%※削減します。
「ボトルスカッシュ(DRV-100T)」は、幅広い層の消費者に投入を促す目的から、子どもでもペットボトルを投入できるよう、投入口を約110cmの高さに設計しました。小型店舗やオフィス内でも導入可能な省スペース設計でありながら、収納力は500mlペットボトル約290本の回収を実現。袋交換作業の負担を軽減します。
※ 1日300本回収、月間30日回収、月間30回輸送、リサイクル工場までの距離30㎞の条件にて寺岡精工 算定
当社は、資源価値を高めるペットボトル回収機でリサイクルに参加できる機会を拡大し、消費者のリサイクル意識の向上および行動変容を促進し、今後も資源循環・脱炭素化社会の両面から持続可能な社会実現に向けた取り組みをサポートしてまいります。