オルビスに導入された 重量検品機能付きAMRカート にTERAOKAの「計量器内蔵ピッキングカート」システムが採用されました
当社の計量器内蔵ピッキングカートシステムが、オルビス株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長 小林琢磨)のオルビス東日本流通センター(埼玉県加須市)に導入されたAMR(自律走行搬送ロボット)カートに搭載され、2023年2月20日 (月) より本格稼働を開始しました。日本国内ではまだ本格的な実用化例が少ないAMRの導入に加え、カートに搭載した計量器で重量検品を行う本カートの本格導入は、他に類を見ない取り組みです。
▲重量検品機能付きAMRカート
■ 重量検品とAMRの連携で人とロボットの協働を実現
この度、オルビスで導入されたAMRピッキングカートは、同社パートナーである物流企業の株式会社流通サービス(本社:埼玉県草加市/代表取締役社長 神田隆)とマテリアルハンドリング企業の株式会社椿本マシナリー(本社:大阪府西区/代表取締役社長 藤井幸博)の企画により、フォワードエックス株式会社製のAMRと寺岡精工の「計量器内蔵ピッキングカート」システムを組み合わせ、設計されました。
当社の「計量器内蔵ピッキングカート」をAMR上に搭載することで、カートが目的のピッキングゾーンまで自律走行した後、ピッキングされた商品をコンテナに入れると同時にコンテナ下の計量器で重量検品を行います。これにより、ピッキング精度の向上とともに、人員配置の効率化、作業負荷の軽減を実現します。計量器内蔵による重量検品機能付きのAMRピッキングカートの本格導入は国内でも類を見ない取り組みです。
■ 『秤』の技術で生産性向上に貢献
近年の新型コロナ感染拡大による新たな生活様式の定着、EC市場の急成長、労働力不足などの要因から、物流業界においても、技術革新・オペレーションの自動化による作業効率化・省人化が急務となっています。『秤』を祖業とする当社は、1925年の創業以来培った計量技術を活かし、2010年代より物流現場向けの先進機器を開発。物流センター内の入庫から出荷までの各導線にユニークなソリューションを持ち、物流のDX化推進によって、物流システムの課題を解決してまいりました。
TERAOKAの「計量器内蔵ピッキングカート」は、ピッキングした商品を入れるコンテナ下に計量器を内蔵し、商品重量とコンテナ内の重量を照合することで数量チェックを行う「重量検品機能」が搭載されています。ピッキング精度向上により作業ミスを防止し、後工程での検品作業が不要となることに加え、1台で1~8の複数オーダーに対応できるため省力省人化・効率化に貢献します。
今回の導入では、最大4オーダー同時作業が可能な「4マルチカート(PKGM-4400F)」の車輪部を取り除き、フォワードエックス製のAMR上に本体を搭載しました。
<製品情報>
計量器内蔵ピッキングカート PKGMシリーズ【物流改善】作業効率化・ミス防止・省力化を実現するピッキングカートソリューション(動画)
https://youtu.be/jydXXxkB1H8
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