おいしさと働きやすさをつくる
今号のテーマは『おいしさと働きやすさをつくる』です。
スーパーやコンビニに並ぶおいしそうなお弁当やお惣菜。たくさんの商品をいつでも便利に買うことができるその裏側では今、人手不足や働く環境の改善が課題となっています。
特に食品や惣菜の製造現場では、重いものの運搬や単調な工程を繰り返す作業、厳しい衛生管理への対応、さらには作業が深夜や休日に及ぶこともあるなど、負担の大きい仕事が多くあるのです。
こうした状況を受け、食品・惣菜業界をはじめ、スーパーなどの小売店でもDX(デジタル技術の活用)が本格化しています。
たとえば製造現場では、「ロボットフレンドリー」の考え方を取り入れた、ロボットの活用や開発が進められています。
小売店では、買い物客がお会計をするセルフレジや、値札をデジタル化した電子棚札 (ESL) もDXのひとつ。身近な食卓の裏側で、現場を支える新しい工夫が着実に広がっているのです。
今号では、日本惣菜協会の会長であり、熊本を中心にお弁当・惣菜店「ヒライ」を200店舗以上運営されている、株式会社ヒライの平井浩一郎 社長にもお話をうかがいました。
「食のインフラ」として、約60年も成長を続けているヒライ。昨年には熊本工場にMAPトレーシーラー「LX-5600」を導入するなど、常に新しいテクノロジーを導入し、「安く、美味しく、安全」を極めるとともに、持続的な働き方ができるよう尽力されています。
