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ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」の発明が、令和7年度関東地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞

本発明は、ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ®」における、ペットボトル投入口の横入れ構造に関するものです。ユーザーがペットボトルを横向きに投入する構造とし、外扉(カバー)が開いた状態(外扉が本体内に収納された状態)において、外扉前端部よりも手前にペットボトルを置く載置部を設けるようにしました。空のペットボトルを検知すると外扉が閉まり、内扉はペットボトルが減容部(コンパクター)に落下するように回動します。これにより筐体の飛躍的な小型化に成功しつつ、ユーザーがペットボトルの投入を容易に行うことができるようになりました。
 
  

ボトルスカッシュ(DRV-100T) / ペットボトル投入口の基本構造

本発明以前のペットボトル減容回収装置は一般に大型のものしかなく、その設置場所は限られ、投入口も高い位置に設計されていました。当社は、従来装置が大型化してしまう原因はペットボトルを奥行き方向に投入する構造にあると考え、横入れ構造をもつ減容回収機の開発に至りました。
本発明による飛躍的な小型化の成功により、大手コンビニエンスストアであるセブン‐イレブンをはじめ、大手スーパー・ドラッグストアなどを中心に普及が進みました。現在、累計約5,200台(2025年6月末時点)が導入されています。
ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」ブランドサイト
https://www.teraokaseiko.com/jp/l/drv/
公益社団法人発明協会 関東地方発明表彰受賞者
https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R7/jusho_kanto/index.html

※ 所属、役職は受賞当時のものです。
※ 「ボトルスカッシュ®」は、株式会社寺岡精工の登録商標です。

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