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寺岡精工の「PickUpDoor」にドラッグストア用バリエーションが登場

調剤お薬受け取り専用ロッカーを開発
~4月27日(火)からウエルシア薬局都内店舗にて試験運用開始~

 

株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、「PickUpDoor」のドラッグストア用バリエーション「調剤お薬受け取り専用ロッカー(調剤薬局向けPickUpDoor)」を開発いたしました。本製品は、ウエルシア薬局株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 松本忠久)の協力により薬局運用を考慮した設計とし、4月27日(火)より、ウエルシア薬局の都内24時間営業店舗にて、処方薬のロッカー受け取りサービスとして試験運用を開始いたしました。

 

昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大により、調剤薬局・ドラッグストアでは従業員と患者の安全確保を目的とした非接触化が必要とされてきました。2020年4月10日、厚生労働省は時限的・特例的な対応として、遠隔での診療や服薬指導等における対面原則を緩和し、薬局においては電話や情報通信機器を用いた服薬指導が可能になりました。(0410対応)

そのような状況下、当社は飲食店向けテイクアウト受け取りロッカー「PickUpDoor」の新バリエーションとして、処方薬の収納サイズに合わせた「調剤お薬受け取り専用ロッカー(調剤薬局向けPickUpDoor)」を開発いたしました。

本製品により、調剤薬局の営業時間中に処方薬の受け取りができない、調剤に時間がかかる、利用者が非接触非対面での受け取りを希望する、などの場合でも利用者は調剤窓口の営業終了後にドラッグストア側での処方薬の受け取りが可能となります。

当社は、今後本製品をドラッグストア/調剤薬局向けの非接触受け渡しソリューションとして、業界に展開してまいります。

 

【本製品の特徴】
・ロッカー1部屋のサイジングを処方薬向けに設計(底面A4サイズ、高さ100mm程度)。縦1列12段で部屋数も多く、スリム設計で陳列什器を圧迫しないため、空きスペースに設置が可能。
表裏両開きの設計により、処方薬をロッカーの背面からも収納・施錠することが可能。

【運用方法】
薬局スタッフは、事前に服薬指導と会計が終了している処方箋薬品をロッカーへ入庫・施錠し、ロッカーの暗証番号を患者へ伝えます。患者は暗証番号をロッカーへ入力・開錠し、24時間いつでも処方薬を受け取ることができます。

 
▲「調剤薬局向け PickUpDoor」

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