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ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を茨城県行方市内のセブン-イレブン全店舗に納入 6月24日 (水) より稼働開始

ペットボトルのリサイクルを通じ、市民のSDGs意識を高め、持続可能なまちづくりに貢献

株式会社寺岡精工 (本社: 東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔) は、ペットボトル減容回収機 (製品名: Bottle Squash/ボトルスカッシュ) を、茨城県行方市内のセブン-イレブン店舗に納入し、6月24日 (水) から稼働を開始いたしました。

霞ヶ浦・北浦を始めとする地域の環境保全を進める行方市では、持続可能なまちづくりの一環として、ペットボトルの回収を通じて市民のSDGsに対する理解促進を進めるために、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと連携協力し、行方市のセブン-イレブン全店 (2020年6月末現在: 9店舗) に当社製ペットボトル減容回収機を設置いたしました。これまでもセブン-イレブンは、循環型社会の構築やプラスティック対策のため、当社製ペットボトル減容回収機を東京都と埼玉県、および沖縄県内の約350店舗 (2020年5月末現在) で、“Bottle to Bottle”のリサイクルを推進しています。

当社製ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」は、ペットボトルを投入すると機内で圧縮することで、回収輸送の回数削減と、それに伴う排ガスと輸送コストを抑制する効果が期待され、昨今の環境需要の高まりから流通小売業を中心に、自治体、公共施設など幅広い業界から問い合わせが増えてきています。

行方市内のセブン-イレブン店舗へ納入されたタイプは、幅広い層の人に投入を促す目的から、子どもや背の低い高齢者でもペットボトルを投入できるよう、投入口を約120cmの高さに設定しました。コンパクトな箱型タイプでありながら、収納力は通常タイプより55%アップとなる1機あたり小型ペットボトル約280本の回収を実現し、店舗従業員の回収負担を軽減させます。

また、当社独自のプレ裁断圧縮方式を開発・採用し、減容したペットボトルを膨らみにくい状態に保ち、ペットボトルの飲み口部分を欠落しないように減容することもできることから、減容したペットボトルの資源価値を高めました。この回収機で減容したペットボトルの形状はリサイクル材として日本で初めて※1意匠登録※2され、その圧縮性能が注目されています。

▲ペットボトル減容回収機「Bottle Squash (ボトルスカッシュ DRV-100T)」

利用者に対しては、回収時にポイント (nanacoポイント) が貯まるシステムを採用し、空ボトルの投入意欲を高める効果につなげます。また、読み取り面にカード(nanacoカード)をかざして投入口が開閉するため、不意な動きが心配な子どもにも安全な仕組みになっています。

当社は、今後もペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」の設置を通じて、生活の身近なところでリサイクルに参加できる機会を拡大し、消費者のリサイクル意識の向上を促進してまいります。また、リサイクルのエコ拠点にとどまらず、独自の技術を開発、提供のほか、資源を循環させるサーキュラーエコノミー (循環型経済) ※3の推進を図ることで、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。

※1当社調べ ※2意匠登録番号:第1623835号

【ご参考】※3サーキュラーエコノミー

 

【ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」の導入について】

当社は、2017年よりセブン‐イレブンや、スーパーマーケットなど約360店舗に「ボトルスカッシュ」を納入しています。また、昨年6月には「G20大阪サミット2019」をはじめとする一連の関連会合の同社ブースにおいて、「ボトルスカッシュ」を展示。世界に向けて、使用済みペットボトルを原料化し、新たなペットボトルに水平リサイクルする“Bottle to Bottle”の先進的な取り組みを訴求しました。店頭での消費者参加型リサイクルを推進するほか、ペットボトルの減容回収から収集・運搬業者、リサイクラー、飲料メーカーと循環する継続的なリサイクル活動を支援し、サーキュラーエコノミーや持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

【ボトルスカッシュの製品ページはこちら】
https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00335/


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