小型トレーシーラー(MAP)と計量値付機で業界初の「不定貫トップシール惣菜」によるロボフレへ取り組む「盛付工程全自動化統合ロボットシステム構築プロジェクト」に参画
本プロジェクトは、2023年度の経済産業省「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」及び、農林水産省「生産工程高度化推進委託事業」に採択されたプロジェクトのひとつで、中小企業を含むあらゆる惣菜メーカーが安価にロボットシステムを導入し、盛付工程を自動化するためのロボットフレンドリーな環境実現を目指すものです。
アームロボットを用いた惣菜盛付、MAP包装、計量、値付けの工程を、ベンダー・協力企業であるコネクテッドロボティクス株式会社、リスパック株式会社、そして当社の3社によりライン構築。本年2月6日 (水) には、ユーザー企業・マックスバリュ東海株式会社の長泉PC(静岡県長泉町)に、和惣菜の自動盛付ラインを導入しました。
当社は、惣菜盛付ロボット以降のライン構築において、MAP包装(トップシール包装※3)を行う小型トレーシーラー「CIGNO」、後続の計量・ラベル印字・貼付けを行う高速自動計量値付機「HI-700」を提供。「HI-700」への生産指示/実績・各種マスタはクラウド化した当社のプロセスセンターシステム「PCS-Cloud」で管理しています。
従来の惣菜商品は、パック当たりの量と価格が決められた定貫商品が一般的ですが、ロボットでの自動盛付作業における重量差を考慮して、盛付量を計量して個別に価格を出す不定貫化によってロボフレを実現。「HI-700」は、コンベヤー上を流れる商品を自動で計量し、重さに応じた値付けを行うため、ロボット盛付惣菜の不定貫化を実現できました。
また、小型トレーシーラー「CIGNO」により、ロボフレに必要とされる容器の統一化や、消費期限の延長を達成しています。「CIGNO」は機長約1.6mとコンパクトな設計ながら、残存酸素1%以下の高精度なMAP包装ができ、商品の消費期限延長とそれに伴う生産・配送の効率化に貢献します。また、機械動作には電気制御を多く採用しており、コンプレッサーや真空ポンプなどの付帯設備が不要です。スペース面だけでなく初期投資を抑えるという点でも、中小の惣菜工場を含むあらゆる現場での導入を容易にします。
「CIGNO」製品URL: https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00466/
従来の惣菜商品は、パック当たりの量と価格が決められた定貫商品が一般的ですが、ロボットでの自動盛付作業における重量差を考慮して、盛付量を計量して個別に価格を出す不定貫化によってロボフレを実現。「HI-700」は、コンベヤー上を流れる商品を自動で計量し、重さに応じた値付けを行うため、ロボット盛付惣菜の不定貫化を実現できました。
また、小型トレーシーラー「CIGNO」により、ロボフレに必要とされる容器の統一化や、消費期限の延長を達成しています。「CIGNO」は機長約1.6mとコンパクトな設計ながら、残存酸素1%以下の高精度なMAP包装ができ、商品の消費期限延長とそれに伴う生産・配送の効率化に貢献します。また、機械動作には電気制御を多く採用しており、コンプレッサーや真空ポンプなどの付帯設備が不要です。スペース面だけでなく初期投資を抑えるという点でも、中小の惣菜工場を含むあらゆる現場での導入を容易にします。
「CIGNO」製品URL: https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00466/