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ペットボトルを圧縮し、リサイクル転用を促す当社製「ペットボトル減容回収機」沖縄県内のセブン-イレブン店舗に納入決定 9月20日から初稼働

コンビニ店舗が、海洋プラの削減と“循環型社会”を実現する<エコ拠点>に

株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、ペットボトル減容回収機(製品名:Bottle Squash/ボトルスカッシュ)を、沖縄県内のセブン‐イレブンに導入が決定し、9月20日(金)から稼働を開始いたします。

近年、海洋プラスティックごみ対策は世界的な課題となっていることを背景に、当社製ペットボトル減容回収機の設置に至りました。これまでもセブン-イレブンは、循環型社会の構築やプラスティック対策のため、当社製ペットボトル減容回収機を東京都と埼玉県の一部店舗に設置しています。この度、沖縄県内のセブン-イレブン店舗へも順次設置することにより、 “Bottle to Bottle”のリサイクルをさらに推進することになります。

当社製ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」は、使用済ペットボトルを投入すると機内で圧縮することで、回収輸送の回数削減と、それに伴う排ガスと輸送コストを抑制する効果が期待され、昨今の環境需要の高まりから流通小売業を中心に、自治体、公共施設など幅広い業界から問い合わせが増えてきています。

沖縄県のセブン‐イレブンへ納入されるタイプは、幅広い層の人に投入を促す目的から、子どもや背の低い高齢者でも使用済みペットボトルを投入できるよう、投入口を約120cmの高さに設定しました。コンパクトな箱型タイプでありながら、収納力は通常タイプより55%アップとなる1機あたり小型ペットボトル約280本の回収を実現し、店舗従業員の回収負担を軽減させます。また、当社独自のプレ裁断圧縮方式を開発・採用したことから、減容したペットボトルを膨らみにくい状態に保ち、ペットボトルの飲み口部分を欠落しないように減容することもでき、減容したペットボトルの資源価値を高めました。この回収機で減容したペットボトルの形状はリサイクル材として日本で初めて※1 意匠登録※2 され、その圧縮性能が注目されています。

▲ペットボトル減容回収機「Bottle Squash(ボトルスカッシュDRV-100T)」

利用者に対しては、回収時にポイント(nanacoポイント)が貯まるシステムを採用し、空ボトルの投入意欲を高める効果につなげます。また、読み取り面にカード(nanacoカード)をかざして投入口が開閉するため、不意な動きが心配な子どもにも安全な仕組みになっています。

今後、沖縄県内のセブン-イレブン店舗に順次納入が決定しており、沖縄県内でのエコ拠点化を進めてまいります。当社は、ペットボトル減容回収機が、“循環型社会”の実現と海洋プラの削減のキーとなる“Bottle to Bottle”のスターティングポイントであり、リサイクルスキームの重要な役割を担っていると考えています。ペットボトルの回収から収集・運搬業者、リサイクラー、飲料メーカーと循環する継続的なリサイクル活動を支援することによって、持続可能な社会の実現に向けて、今後も積極的に取り組んでまいります。

※1当社調べ ※2意匠登録番号:第1623835号

【ご参考】


▲サーキュラーエコノミー


【ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」の導入履歴について】

当社は、2017年より株式会社セブン‐イレブン・ジャパンのサーキュラーエコノミー(資源の適切な循環)活動をサポートし、既に東京都、埼玉県のセブン-イレブン約300店舗に「ボトルスカッシュ」を納入しています。また、本年6月には「G20大阪サミット2019」をはじめとする一連の関連会合の同社ブースにおいて、「ボトルスカッシュ」を展示。世界に向けて、使用済みペットボトルを原料化し、新たなペットボトルに水平リサイクルする“Bottle to Bottle”の先進的な取り組みを訴求いたしました。

【ボトルスカッシュの製品ページはこちら】
https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00335/


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