旬トピ! 青森・岩手の「えぇもん」を大阪でPR両県の魅力を発信するアンテナショップがオープン
レジ締め時間が3分の1に短縮!違算もなくスタッフのストレスも解消

大阪市北区堂島は、高層ビルが立ち並ぶビジネス街。ドージマ地下センターは、通称「ドージマ」と呼ばれ、この街で働く人々に親しまれています。2016年7月にこのドージマ地下センターにオープンしたアンテナショップ「青森・岩手ええぇもんショップ」様。アンテナショップとしての同店の取り組みと、オープンとともに導入したセミセルフレジ「スマイルセルフ」の使い勝手について取材しました。
 

インバウンドに注力する店舗も出現。最新アンテナショップ

アンテナショップとは、主に地方自治体が、その地域の特産品紹介や観光情報などの発信を目的として東京、大阪、福岡などの大都市圏に開設している店舗のことをいいます。90年代から登場し始めたアンテナショップは、毎年右肩上がりに数を伸ばし、中には年間100万人が足を運び、10億円に迫る売上高を上げる店舗も出現。中国や東南アジア諸国に出店する事例も増える一方、外国人旅行者の増加に伴い、免税店を開設したり外国語対応ができるスタッフを配し、インバウンド対策に積極的に取り組む自治体も増えてきています。
 

「青森・岩手ええぇもんショップ」が青森・岩手の情報発信基地としてオープン

2016年7月、大阪市北区堂島のドージマ地下センターにオープンしたアンテナショップ「青森・岩手ええぇもんショップ」様。青森県と岩手県の「ええぇもん」を大阪の人たちに広く知ってもらうための情報発信基地として開設されました。 同店の扱う商品数は、2県合わせて約800品目。おすすめは、青森県のリンゴジュースやニンニク、岩手県のワカメ、三大麺(冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば)などですが、新たな定番品となる兆しを見せているのが、青森県の「だし活シリーズ」と岩手県の「Ca va?(サヴァ)缶」です。だし活シリーズは、短命県の汚名を返上すべく、青森県が始めた塩分摂取を抑える取り組みの一環として開発された商品。サヴァ缶は、震災後の釜石市に工場を再建して製造を開始しました。そのネーミングとオシャレな缶のデザインが話題となり、発売から3年間で100万缶を売り上げた商品です。 ほかにも、東北の大自然が育んだ海と山の幸が豊富に取り揃えられています。
 
 

「スマイルセルフでお客様とのコミュニケーションも楽しんでいます」

青森・岩手ええぇもんショップ様には、平日はドージマ地下センターで働く会社員が、休日になるとこの店を目指してファミリー層や年配の女性客などが来店します。同店では、オープンと同時にTERAOKAのセミセルフレジ「スマイルセルフ」を導入。開店当初は、見たこともないレジに、お客様もスタッフも面白がる人が多かったとか。お客様の中には、新しいレジを見るなり「機械は苦手!よう分らんんわ~」とギブアップする年配の女性もいたそうですが、そんなときは使い方を説明したり、代わりにお金を投入することもあるそうです。大阪の人は話好きなので、スマイルセルフをめぐるこんなやりとりも楽しいコミュニケーションになります。 「スマイルセルフを使ってみて、もっとも良さを感じたのは、閉店後のレジ締め作業が3分の1に短縮されたところです。違算もなくなり、スタッフのストレスも軽減されています」(副店長 三上啓介様) 今後はもっといろいろな商品を積極的にアピールし、観光名所などの情報発信も積極的に行っていきたいと、展望を語ってくださいました。
 
 



【SHOP INFO】
青森・岩手ええぇもんショップ様
大阪府大阪市北区堂島1丁目 堂島地下街6号(ドージマ地下センター)
TEL:06-6346-0888
営業時間:10:00~20:00
定休日:毎月第3日曜


【TERAOKA社員からひと言】
アンテナショップの地方色あふれる品揃えや演出は、見ているだけでもちょっとした旅気分を味わえます。現地から直送される食材や地酒だけでなく、お店の方に伺った青森や岩手の特色や文化などのお話もとても楽しく、「ふるさと」があるっていいなぁ、と感じました。大阪地区に、青森・岩手の魅力がどんどん広がっていきますように!  

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