自動採寸計量器 導入事例:株式会社きくや美粧堂
スマートキュービング導入で運送会社の作業負担を大幅に軽減
美容室で使われるほぼすべてのアイテムを扱う美容室専門の総合美容商社であるきくや美粧堂様は、ドライバー不足による宅配クライシスが叫ばれる中、配送網の安定確保のために荷主としてできることは?と模索されていました。同社は、その一つの答えを荷物のサイズ計測に見出され、2018年11月、最新鋭の物流システムが稼働する同社物流センターにTERAOKAのSMART QBINGを導入されました。
抱えていた課題
自社物流にこだわる同社は、東京・岡山に2つの物流施設を構えて全国の美容室に商品を届けていますが、運送会社の人手不足の問題から、今後、自社配送網の安定確保ができなくなるのではと懸念されていました。ドライバーの負担を軽減し、運送会社の人手不足解消に少しでもつなげるために、荷主側からも何かできることがあるのでは?と模索されていました。
提供したソリューション
自動採寸計量スケール『SMART QBING』
導入メリット
自動採寸計量スケール『SMART QBING』導入前までは、ドライバーは計測と端末入力で2~3時間かけて荷物を積んでいましたが、導入後は単に荷物を受け取っていくだけになり、積載にかかる作業時間が半分以下に。また、地域・サイズによって運送会社各社それどれ料金体系が異なるため、自社でサイズデータを握ることによって、より適切な運送会社が選べるようになり、品質・コストを含めてお客様に最良の配送ができるようになりました。 さらに、サイズデータを開示することで、物流センターで働くスタッフの梱包意識が向上し、過剰梱包が防げると期待されています。適切な梱包によって荷物サイズが小さくなればトラックの積載効率が上がり、客先での梱包ゴミも削減でき、最終的には配送料金の低減につながります。
同社では施設見学などで物流を営業ツールの一つとして活用しています。今回新たに『SMART QBING』が加わったことで、出荷時の時間短縮等が可能となり、営業ツールとしての魅力がアップしました。このほか、『SMART QBING』はコンパクトで既設ラインに組み込んだ時のコンベアの全長を変えずにそのまま導入できたこともメリットとして挙げています。
お客様情報
社名: | 株式会社きくや美粧堂 |
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国: | 日本・東京都 |
Web: | https://www.kikuya-bisyodo.co.jp/ |