入出庫在庫管理システム、カウンティングスケール 導入事例:株式会社コバユー
入出庫管理システムで出荷ミスの予防と作業の効率化を実現
現品相違や員数不足などのトラブルを防止するため、入出庫管理システムの導入を決めた株式会社コバユー様。IT-MatexⅢとカウンティングスケールなどの周辺機器の併用によって出荷トラブルの改善や作業効率がアップした事例を紹介します。
抱えていた課題
ネジの品揃えは1万点以上、最短1日のクイックデリバリ―、ネジ1本の注文にも応じるきめ細やかなサービスを提供する、ネジの総合商社 株式会社コバユー様では、自動車、精密機器、電機などをはじめ、あらゆる産業で使われるネジやボルト、リベット、機械加工品類などを製造しています。なかには、ほんのわずか長さが違うだけで、見た目には違いが分からないほど似ているネジもあります。もし間違って納品すれば、大きなトラブルになりかねません。注文に対しては絶対にミスのないよう、指定されたネジをピックアップし、必要な数を納品することが最も重要です。
現品相違や員数不足などの出荷トラブルに対しては、それまでにもさまざまな対策を講じてきたという同社。しかし状況はなかなか改善されず、抜本的な見直しが必要と考えて、バーコードによる入出庫管理システムの導入を検討し始めました。
提供したソリューション
IT-MatexⅢ
カウンティングスケール
導入メリット
コバユー様では、メーカーの決定に1年、その後、他社の導入事例の見学や調査に半年ほどをかけたのち、TERAOKAの入出庫管理システム「IT-MatexⅢ」を導入。さらに、コバユー様の業務に即したシステム開発に約1年かかりました。
同社では、無線LANを用いて、入出庫管理システム「IT-MatexⅢ」と19台のモバイルハンディー、13台のカウンティングスケール、6台のラベルプリンターを接続しています。ピッキングは専用カートを使用。発注数量が少ないものは小袋に入れますが、発注数量が大きい場合は、員数不足を予防する対策プログラムを設定したのちカートに搭載した「カウンティングスケール」で計量することで、数え間違いを防止しています。 注文書のバーコードは、読み込まれた時点で自動的に売り上げデータにも反映され、入出庫以外の場面でも、作業ミスの削減につながる効果がありました。 「IT-MatexⅢ」の導入によって、入出庫管理や在庫管理が常に把握できるようになり、出荷トラブルの抜本的な改善が実現しました。作業全体の時間短縮と効率化につながりました。
お客様情報
社名: | 株式会社コバユー |
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国: | 日本・東京都 |
Web: | http://www.kobayu.co.jp/ |