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物流業界初!高さ5mmの荷物でも計測可能な新型自動採寸計量スケール「Smart Qbing(スマートキュービング)」、6月上旬より全国で発売!

~激増する宅配荷物等の寸法・重さをスピーディーに自動計測!~
 

株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区 / 代表取締役社長 片山隆)は、物流業界で初めて高さ5mmの荷物を自動で計測できる物流センター向け自動採寸計量スケール「Smart Qbing(スマートキュービング)」を6月上旬より全国で発売いたします。

 

この新型スケールは、近年インターネット通販等による急激な宅配便の利用増にともなって大きくなった物流負荷の低減を図るために開発したもので、コンベヤーの上に置いた荷物が高精度の赤外線透過センサーを内蔵したゲートセンサーを通ると、瞬時にサイズ(縦・横・高さ)を自動計測するとともに、コンベヤー下に内蔵したスケール(秤)がスピーディーに重さを自動計量。荷物をコンベヤーに乗せるだけで、1時間で最大9,000個*の荷物を高精度で処理することができます。しかも、物流業界では初めて“薄さわずか5mmからの採寸”を可能にしたことで、宅配便各社が“手軽で低価格なサービス”として推奨している『小さなサイズの宅配便』はもちろん、封筒のような薄い梱包にも対応できるようになりました。オプションのバーコードスキャナーと併せて導入すれば、集荷時点で荷物番号と寸法・重さが把握できるため、適正な配達料金を自動的に算出。従来の手作業に比べると、大幅に手間を削減することができます。また、事前に荷物のサイズが分かることで、宅配ロッカーの空き状況をみながら効率的にロッカーを運用することができるようになります。
*コンベヤー速度120m/分、平均荷姿長40㎝、搬送間隔40㎝で計算

販売価格は310万円(税別)からで、コンベヤーの幅や長さ、スケール数など利用シーンや用途に合わせて11通りの組み合わせを用意しています。
 

    

なお、この製品につきましては、来たる5月10日(水)~12日(金)東京ビッグサイトで開催される「第5回通販ソリューション展」の当社出展ブースにおきまして紹介いたします。

【製品概要】
■製品名:Smart Qbing(スマートキュービング)
■発売:2017年6月上旬
■販売地域:全国
■定価:310万円(税別)~
■外形寸法:【代表例】モデルSQ-3302
      L 1735mm×W 1350mm×H 1560mm
■備考:計測可能な荷物のサイズ
    〔最大〕L 1530mm×W 1220mm×H 900mm
    〔最小〕L 150mm×W 100mm×H 5mm

【開発の経緯】
インターネット通販などの急拡大にともなって、宅配便の利用数が激増し、配達ドライバー不足や再配達件数の増加を招くなど社会問題化しています。宅配便各社も「宅配ロッカー」や「コンビニ受取」を拡充したり、政府も共同配達を推進するなど、官民あげて物流負荷の低減に取り組んでいますが、物流の現場では荷物のサイズを正確に計測する必要があるため“手作業による採寸”が存続。これが作業効率の悪化や精度の低下を引き起こし、運用コストを増大させる要因となったことから、そのソリューションとして「Smart Qbing」を開発するに至りました。

【製品特徴】
●ゲートセンサーが寸法を瞬時に採寸、コンベヤー下の内蔵スケールがスピーディーに計量!
荷物をコンベヤーに流すだけで、高精度の赤外線透過センサーを内蔵したゲートセンサーが瞬時に寸法を採寸し、コンベヤー下に内蔵したはかりが重さを自動で計量。センサーは5mm単位で荷物の3辺を採寸し、はかりは100g単位※で、最大50キロまで計量できます。
※5kg未満の荷物は50g単位

●物流業界初!“厚さわずか5ミリ”の梱包を採寸!
従来の機器では、高さが3cm以上の梱包でなければ自動で採寸できませんでしたが、高精度の採寸センサーを搭載しているため、小さい・薄い(例:長さ150mm×幅100mm×高さ5mm)梱包も計測※できます。
※別途「薄型物品検出オプション」の追加が必要
 


●荷物をコンベヤーに流すだけで、ノンストップで9,000個を高速・高精度処理!
120m/分※の速度で動くコンベヤーに、平均荷姿長40cmの荷物を40㎝の搬送間隔で流せば、ノンストップで1時間あたり9,000個を高精度で計測・計量します。
※ コンベヤーの速度は30m/分~120m/分で調節可能

●コンベヤー上の荷物が、ゲートセンサーを斜めに通過しても高精度で計測!
赤外線透過センサーを内蔵したゲートセンサーが5mm単位で計測。コンベヤーに斜め方向で乗った荷物でも、補正演算機能により高精度で採寸できます。

●バーコードスキャナーを接続すれば、物流コストや保管費用を削減!
オプションのバーコードスキャナーを接続すると、『荷物番号(宅配便の問い合わせ番号)』などのバーコード情報を読み取ってPCに送信。寸法・重さと紐付けて管理できるため、物流コストや保管費用の削減、及び倉庫スペースの有効活用などに力を発揮します。

●WMS(Warehouse Management System)との連携で効率化な物流を実現!
今後はトラックなどの配車システムや倉庫のスペース管理を行うWMSと連携することで、更なる物流コストの効率化への貢献を見込んでいます。

【寺岡精工Webサイト Smart Qbingの製品ページはこちら】
https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00324/
 

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