資源循環について

プラスチック海洋汚染や石油資源枯渇の問題を受け、使用済みペットボトルは貴重なリサイクル資源とみなされ、様々な業界で需要が高まっています。ボトルスカッシュは資源価値の高いペットボトル回収を実現し、循環社会へ貢献します。

資源循環に貢献する
ペットボトルの資源回収

原料、生産、消費、リサイクルの関係図

日本では1日に172,000キロ以上のペットボトルが資源化されずにごみとなっています。
TERAOKAは、適切な分別と循環効率の高い状態でのペットボトル回収を実現し、資源が循環し続ける“サーキュラーエコノミー”達成に貢献します。

  • 使用済みペットボトルのリサイクルへの貢献
  • “サーキュラーエコノミー”達成に貢献
  • ごみを発生させない

海洋プラスチック問題

今、海に大量に流入するプラスチックが、世界的な問題となっています。利便性が高いプラスチックですが、プラスチックの多くは「使い捨て」されており、利用後、きちんと処理されず、河川などから海へと流れ込み、やがて、マイクロプラスチックと呼ばれる5㎜以下の小さな粒子になります。

マイクロプラスチックは自然分解されることがなく、半永久的に自然界に存在し続けます。(※1)ペットボトルも海洋プラスチックごみのひとつです。持ち運びが便利で、毎日の生活の中で、大量に消費されるペットボトルですが、適切に処理をしなければ、海洋プラスチックごみを発生させてしまいます。ペットボトルを海洋プラスチックごみにさせないために必要なことは、リサイクル(再商品化)の徹底です。

※1参照:「WWF」https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html

プラスチック資源循環の
重要性の高まり

海洋プラスチック問題を受け、使用済みのペットボトルは、リサイクル資源として再商品化を徹底していく動きが様々な業界で加速しています。特に、ペットボトルを再びボトルや容器に生まれ変わらせ循環利用する"サーキュラーエコノミー"達成のために、適切な分別回収を経た資源価値の高いペットボトル素材の効率的な回収が一層求められています。

2,000台以上導入される
ボトルスカッシュシリーズ

「ボトルスカッシュ」シリーズは、投入された飲料用ペットボトルを当社独自の「プレ裁断圧縮方式」で約1/3に減容する、自動回収機です。2017年のリリース以来、全国の小売店、スーパー、コンビニ、そしてリサイクルに参加する消費者からの支持を得て、全国に約2,000台以上が導入されてきました。

高品質な使用済みペットボトル回収が資源価値を高める

リサイクルに適切なペットボトル素材を選別し、回収物の資源価値を高めます。ペットボトル以外の缶や瓶、そして内容物が残っているボトルを自動検知し、回収を受けつけません。リサイクルに必要な資源として、ペットボトルのみを確実に回収します。ペットボトル以外の缶や瓶/内容物が残っているボトルを受けつけない従来機の機能に追加し、ラベル・キャップがついたままのボトルの選別が可能になります(※2)。より資源価値の高いペットボトルの回収で、効率の良い資源循環に貢献します。

※2追加機能として2023年1月対応予定

資源循環の
ツールとして

「回収しただけで、どこでどのようにリサイクルされているかわからない。資源循環をしたいが、どのようにしたらいいのかわからない。プラスチック問題にどう向き合ったらいいのかわからない」このような課題に対して、ボトルスカッシュは、ペットボトルを資源として確実に循環させるためのツールとしてお役立ちします。