地球温暖化と脱炭素社会

地球規模で気温や海水温が上昇し氷河や氷床が縮小する現象、地球温暖化は、平均的な気温の上昇のみならず、異常高温(熱波)や大雨・干ばつの増加などのさまざまな気候の変化をともなっています。

急務となる温暖化対策へ
解決策の一つとしての取り組み

地球温暖化に伴う気候の変化がもたらす自然・社会・経済的影響に対して、世界各国との協力体制を構築し、解決策を見いだしていかなければなりません。(※1)SDGsが制定された背景でもありますが、このままでは地球環境は持続不可能な状況となっており、企業も、個人も、脱炭素社会に向けて取り組んでいくことが急務です。

※1参照:「気象庁」https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p01.html

身近な
ペットボトルリサイクルで
脱炭素

私たちは、身近な生活の中で、ペットボトルのリサイクルを通じて、脱炭素を実現し、地球温暖化防止に寄与することを広めていきたいと考えております。

輸送過程と再商品化過程の
両方で温暖化防止へ貢献

ボトルスカッシュで資源循環を進めると、回収したペットボトルを再び資源に戻すためのリサイクル工場まで運ぶ「輸送過程」と、リサイクル工場での「再商品化過程」の両方でCO2排出を削減し、温暖化防止に寄与します。

輸送過程

ボトルスカッシュは、投入された飲料用ペットボトルを独自の「プレ裁断圧縮方式」で約1/3に減容しますので、単純にリサイクルのために運搬するトラックの台数が約1/3に減ります。これにより潰していないペットボトル(丸ボトル)で運ぶよりも、66.67%のCO2削減効果があります。(※2)

輸送過程|ペットボトルを約1/3に減容することで輸送時のCO2を削減|削減率66.67%|before 丸ペットボトルで輸送 1kgあたり1.92kg-CO2|after 減容したボトルで輸送 1kgあたり0.64kg-CO2

※2下記条件にて寺岡精工算定
1日300本回収、月間30日回収、月間30回輸送、リサイクル工場までの距離30㎞

再商品化の過程

資源として綺麗に回収することによって、再生ペットボトルやトレイの資源として利用可能となります。例えば、使用済みペットボトルから再びペットボトルをつくるには、いくつかのハードルがあります。

意匠登録第1623835号

まず、ラベルやキャップ、異物などが混入していると、循環素材として使いにくくなるのです。ボトルスカッシュで異物が除去され、分別されて回収されたペットボトルは、循環資源として価値があるものになります。リサイクル樹脂からつくるペットボトルは、原油からペットボトルをつくるのと比べ、63%のCO2削減効果があるというデータがあります。(※3)

※3出所:「ものづくり白書2010」㈱協栄産業HPよりhttp://www.kyoei-rg.co.jp/proposal/monodukuri.pdf

CO2の見える化

ボトルスカッシュの画面と、クラウドの両方で、CO2の削減度合いが見えるようになります。
特に消費者がペットボトルを投入した後、CO2の削減量がボトルスカッシュの画面に出てくるのは、参加意識の向上に役立ちます。