志村進社長が日課にしていることがある。それは自社工場で製造される商品のチェックだ。「昼に冷凍ごはんを3種類、夜は弁当類を7種類ほどピックアップし、毎日試食しています。目で見て舌で感じて、納得したものでなければ出荷しない」(志村社長)ためだ。
(株)セブンフードサービスは静岡県内のスーパーや大学、高校あるいは病院内の売店に弁当類を、そして全国の居酒屋、結婚式場、ホテル向けに冷凍の寿司用シャリ玉や冷凍赤飯、冷凍おこわ類を製造販売している会社だ。特に冷凍の寿司用シャリ玉はその生産量で日本一を誇る。
それだけに商品一つ一つに細心の注意が求められる。安心・安全という衛生面、品質面への配慮はもちろんのこと、それ以上にお客さまが食べて“おいしい”と感じてもらうことが大切。志村社長が心をくだくのも、もっぱらこの“おいしさ”の追求だ。おいしさこそ、人びとに感動を与えるからであり、感動のベースになっている米と海苔の仕入れだけはもっぱら志村社長の仕事だ。志村社長が常々自分に言い聞かせている言葉「感動は受けるより、与える方がなお感動的」の実践である。
また感動は、自身の行動のエネルギー源にもなっている。出席した結婚式で、カメラマン役をかってでて、写真の出来上がりに感激されたことなどエピソードにはこと欠かない。
|
|
 |
| 志村社長が今、強い関心をもっているのが食育問題。持論である「食卓を囲んでの一家団らんこそ食育の原点」を、依頼された講演会などで説いている。 |
|