人口563万人の北海道マーケットは、今、大きく3つの勢力でのせめぎ合いが進んでいる。
ひとつがイオングループ。イオン本体と、ポスフール、マックスバリュ北海道などの総合スーパー、スーパーマーケット、スーパーセンター勢でグループ店舗数100店に届かんとする勢力。衣食住計の推測で3000億円前後のグループパワーである。
もうひとつが生活協同組合のコープさっぽろで、こちらもコープ道東、十勝を合わせてグループ店舗数で98店と、イオングループと拮抗。単体の店舗事業、共同購入事業合計で1719億円の企業規模を有している。
この2つの勢力に対峙し、北海道マーケットで前進を遂げるのが株式会社アークスのグループである。店舗数は165店、連結の営業収益は2229億円で前年比8.9%と成長中で、食品のみのマーケット規模でいけば、まさにナンバーワンなのである。
このアークスグループを率いるのが横山清社長である。横山社長は85年、アークスの前身であるラルズ社長に就任。その後、道内各地の小売業との提携、合併などで企業規模を拡大し続けてきた。02年には帯広の‘福原’と、純粋持株会社であるアークスを設立し経営統合、さらに04年には旭川の‘ふじ’がアークスグループに参加して、現在に至っている。
競合する同一フォーマットという、あえて言えば“昨日までの敵”を“今日の同志”にする非常に難しい経営統合の、求心力となり続けてきた人物、それが横山社長である。
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| 2200億円企業のトップで日本セルフ・サービス協会名誉会長、しかも在札幌フィンランド共和国名誉領事などを務める国際人でもある。それでいて、社長専用車も運転手もなし、着ている背広も、はいている靴もグループ企業の商品という質実さが人間的魅力である。 |
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