食品スーパーの「ベニーマート」、ドラッグストアの「メガ」、そしてこの2つを組み合わせた「カブセンター」を青森、弘前、黒石、秋田、能代など北東北各市に展開し、ここ数年急速にその業績を伸ばして注目されているのが、この3業態を展開する紅屋商事だ。
代表取締役社長の秦 勝重氏は先代の計機雄氏(現会長)の長男で、平成9年に社長に就任している。この年、次男の雅秀氏も代表取締役専務に昇格、トロイカ方式による運営が今日まで続いている。つまり秦社長がベニーマートとカブセンターを掌管し、雅秀専務がドラッグストア「メガ」を担当、会長が2人を統率するというスタイル。
業績もベニーマート、メガ両者相拮抗し、合わせて約250億円を計上している(04年3月)。店舗数はベニーマート7店、メガ13店。守備範囲はベニーマートが青森市、弘前市を中心に県西部に限定しているのに対し、メガは秋田市までその範囲を広げている。勢いでメガ、実力でベニーマートという構図だ。
本社が青森市にあるため、主たる拠点を弘前本部に置いている秦社長は青森市との間を行ったり来たりの忙しい毎日を送る。その上、秦社長は研究熱心で、全国の注目企業(スーパーに限らず、スーパーセンターやドラッグストアなど幅広い)には必ずといっていいほど顔を出し、その企業の強みとなる部分を探り出すことに余念がない。
また米国の流通事情について視察している。「企業のバックルームやシステムなども研究しています」(秦社長)。多面的に、店の仕組み、ローコストオペレーションの仕組みなど参考にしているのだ。
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| 「好きな言葉は“Here and Now”(一期一会)。過去を捨て、未来を断ち、今に生きると解釈している」という。 |
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