2007/07/01

手計量配合ミス防止システム『weight blender(ウェイトブレンダー)』

簡単操作で配合作業における
ミスを防止、作業実績の
トレーサビリティ化にも
対応します

正確な配合作業の実現で品質の安定を図り、無駄なコストを削減。トレーサビリティにより、安全性をも高める『weight blender』がリリースされました。

石林健一郎

(株)寺岡精工
ロジスティックスソリューション事業部
マーケット開発グループ
係長


製造原料の配合ミスは作業段階ではわかりづらく、製品が完成してからミスに気づいてロスが発生するのが現状です。現場のそうした悩みを解決したいという思いが込められた製品です。あらゆる製造現場に対応できるよう、柔軟性をもたせた設計となっています。



 紙の指示書を片手に原料を集めて計量し、配合する。業種にかかわらず、製造業における原料の配合作業の多くはこのような手計量のスタイルで行われています。しかし人手による計量配合はミス(パン製造時の塩の入れ忘れや、ゴム製造時の劣化防止剤不足などのヒューマンエラー)があるため、配合後にミスに気づくというケースが多いのです。そうすると廃棄するしかなく廃棄コストがかかり、再配合のための原料コストもかかってきます。月間数十万円ロスしているというところもあるくらいです。
 このような手計量配合による計量ミスや配合漏れといったヒューマンエラーを防止し、さらに作業のトレーサビリティができるインジケーターが『weight blender』です。

わかりやすい画面表示と
対話方式で簡単に操作

 操作画面は見やすい大型カラータッチパネルで、保護等級はIP65準拠の防水・防塵仕様。すべての作業段階において対話方式を採用しているので操作も簡単です。色と音で一つ一つの作業内容を確認しながら、原料名、配合の指示量、計量値など必要な事項を原料ごとにチェック。正しい作業が行われないと次のステップに進めないので、ミスを未然に防ぎます。
 原料検品は専用スキャナでバーコードをスキャンするだけ。原料の写真なども表示でき、さらに使用期限切れ原料の使用防止機能もついているので、現場に不馴れな人でも配合作業ができる親切設計です。また毎回異なる量を製造する場合でも、完成量を入力すれば、配合する各原料の指示量が自動で計算されるので、指示量の計量ミスもなくなります。

さまざまな配合の現場で
トレーサビリティ化を推進

『weight blender』は、すべての計量実績を自動で内部に保存する機能を標準装備。原料のロットナンバーを入力すれば、より詳細な履歴を保存することができます。履歴データをUSBメモリやLANでパソコンに移して管理することも可能で、トレーサビリティ化を実現します。
 最大3台までのスケールと、ラベルプリンタやバーコードスキャナを接続でき、さらには、入出庫管理システム『IT-Matex PRO』を組み合わせてお使いいただくことで、一層の現場作業改善につながります。正確な配合作業と容易なトレーサビリティを実現する『weight blender』は、多様な業種から注目を集めています。



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