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サミット保木間店では特定保健用食品など「健康」で括ったコーナーを展開する |
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| CFSコーポレーションのキミサワ御殿場便船塚店では「健康」をテーマにしたコーナーを設置している |
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「健康」対応の売場づくりが 始まる食品スーパー
食品が口に入るものである以上、“おいしく”“安全”であり、“健康によい”ことが求められるのは当たり前のことなのです。
しかし、こうした「健康」志向をわかりやすく売場で表現することも必要です。食品スーパーをはじめ食品小売りの現場ではどのように取り組まれているのでしょうか。
昨年オープンした店の中には、「健康」を意識した売場を目玉とした店が見られました。
サミットが06年7月に足立区にオープンさせた保木間(ほぎま)店では、有機栽培・特別栽培農産物を集めた「健康農園」コーナーの導入を行いました。また、惣菜売場では主菜、副菜に揚げ物、フライを盛り込まない弁当の品ぞろえや、アイテムごとにカロリーや成分表示のPOPをつけるなど「健康」志向を意識したインプロを行っています。そして特定保健用食品などを集合陳列させたゴンドラを取り込むなど、店全体で「健康」をアピールした売場づくりを行っています。
さらに踏み込んだのが、静岡に拠点を置くCFSコーポレーションが06年9月にオープンさせたキミサワ御殿場便船塚店の売場です。05年より、“医・食・心同源”を企業方針に掲げた同社は、中核事業のドラッグストアだけでなく、食品スーパーにおいても、売場を通じて「健康維持増進」のコンセプトを発信することにしたのです。そのコンセプトを具体化させた1号店が御殿場便船塚店です。ゴンドラごとに「体脂肪」「疲労回復」「血糖」といったテーマを持たせ、「体脂肪」のゴンドラには、カロリーゼロの甘味料や高い燃焼効果が期待される飲料を配置、「疲労回復」のゴンドラでは、クエン酸やぶどう糖を豊富に含んだジャム類や煮干などを配置しています。また、管理栄養士を常駐させた「健康相談コーナー」を設置しました。備え付けの血圧計、体脂肪計、骨密度計でのセルフチェックや、管理栄養士による健康相談には1日当たり20〜30人が訪れるといいます。これはまさにドラッグストアを母体とする同社ならではの取り組みといえるでしょう。
以上のような「健康」だけを切り口にすると、各社の動きが販売上の効率にどの程度結びついているかは測り難く、手探りの部分もあるかもしれません。
しかし、“安くたらふくから”“おいしいものを少しずつ”そして“身体によい”へと食品スーパーに求められるニーズは移ってきました。いや、積み重なったといってもよいでしょう。こうしたニーズを率直に理解し、対応を着実に進めることが必要です。これは企業規模を超えた食品スーパーにとって共通のマーケティング課題なのですから。
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