ダイコンの誓い

「ハカリ物語」と名づけられたこのページでは、ほのかにハカリをイメージできる話を綴っているのだけれど、今回は「生鮮食品が主役なだけに、新鮮なニュースでございます」と落語のオチがつくような一席を、どうぞ。警察が地元のスーパーマーケットに計った(=相談した)提案とは……。
 連日報道される、飲酒運転による悲惨な事故。「飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな!」という簡単なことが守られない現実に、悲しい思いをしている人がたくさんいる。どうしたら、飲酒運転をなくせるだろう? スーパーマーケットで商品に貼られているシールをじっと見ているお客さまの様子にアイデアを得たのが、栃木県今市署交通課の29歳の巡査長だ。「飲酒運転禁止」のステッカーを、ダイコンや白菜に貼ろう!
 とっても新鮮な思いつきだと感動した。テレビコマーシャルやポスターで呼びかけるよりも、持ち帰る商品に貼られたステッカーの方が効果的だ。野菜やお刺身のパック、もちろん酒類にも貼ったステッカーは約二千枚。今後は、酒屋さんでも実施されるという。
 こういう柔軟な発想こそが、世の中を明るくしていくのではないかしら。しっかり見習いたい。
 新年会で飲む機会が多いと思うけれど、「お酒を飲んだら、車の運転は絶対禁止!」です。